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Channel: こけしおばちゃん
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「第23回美轆展」

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 平成26年7月19日(土)~21日(月)まで第23回美轆展が福島市の西田記念館で開催された。 
 20日は梅雨の小雨降る日だった。会場には、会計に新山真由美さん、梅木直美さん、商品包装に新山実さん、近野明裕さんが担当し、会場内では土湯系陣野原幸紀さん、津軽系阿保六知秀さん、弥治郎系新山吉紀さん、作並系平賀輝幸さん、土湯系渡辺隆さんのお顔を拝見した。 
 正面玄関を入って左に受付・会計があり、展示販売こけしは奥に机が中央と両側に並べられ、最近の若い愛好家を意識してか小寸とそれぞれ工人さんが工夫した型こけしが並んだ。
 恒例の記念こけしは帽子こけしで参加工人30名のセット、陣野原工人代表の苦心のテーマであった。
 会場奥の窓際(4月で天候が良ければ吾妻連峰をバックに桜や桃のの花が咲く素晴らしい景観)には「伝統の中の新しいこけし展」の参加工人のこけしと最優秀賞(新山真由美工人)、優秀賞が展示されていた。系統、師匠から継承の上に則った新しいデザインのこけしは賞賛出来た。
 美轆展は20年を超え工人さんも40代50代になり円熟期を迎え、増々のこけし界発展の中核として活躍されることを望む。以上。こけし友の会々長・橋本永興氏著。

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