伝統こけしの蒐集は、各工人、伝統こけしの魅力は、はかれない魅力がありますね。
写真の右から
 ̄鶸田系・佐藤保裕工人作(6寸・本人型細胴)。昭和35年4月生れ。佐藤今朝吉工人の長男。胴の黄色がキイていて、細長の眼とキリットした顔が良い。素晴らしいこけしで平成の遠刈田美人の佳品である・
◆〔鐚O嵯蓮佐藤誠孝工人作(5寸・栄治型)。昭和22年2月22日生れ。佐藤誠工人の二男。家族の,美喜子工人、英之工人、裕介工人のこけし工人一家は有名。小品ながら良い出来である。ことし古稀になり、益々の活躍に期待が高まっている。
南部系・田山和文工人作(4寸・本人型キナキなこけし)。胴の中央と裾に計5本の鉋溝があり、工夫された良い作品である。
ぁ‥敕魴蓮瀬谷幸治作(4寸・5寸、芳蔵型2種)。昭和27年3月19日生まれ。久々に目にする幸治工人の作品で、二作品ともなかなかの佳品である。
ァ〔鐚O嵯蓮高田稔雄工人作(6寸・今三郎型)。昭和48年1月8日生れ。エリ付裾に朝日菊模様の良い作品である。他にロクロ模様2種も本当に素晴らしい出来である。首の襟巻きにも2種あり工夫をこらしてある。これからも色々と挑戦を!
Α‥敕魴蓮高橋通工人作(6寸)。昭和28年1月13日生れ。震災後再開第一作。花模様の良い作品である。花模様にも、首に緑色をいれたのも、茎を太くしたもの。他にロクロ模様もある。