高校生が句作と鑑賞力を競う「第17回俳句甲子園全国大会」が終わった。松山市の大街道で始まり、準決勝、決勝が湊町の総合コミニティーセンターで行なわれ、開成高校(東京)が、敗者復活戦で勝ち上がった洛南高校B(京都)を下し、昨年に続く8度目の優勝を果たした。3位は、愛光(松山)と金沢桜丘(石川)でした。
☆ 「踏切に立往生の神輿かな」(開成)
☆ 「さっきまで生きていたから生トマト」(洛南)
どうでしょう? 毎年思うことですが、句作はやはり15.6才の高校生、観点がそれらしいのですが、これに説明(鑑賞力)がプラスされるのです。その場にいると、なかなかですよ、言葉のバトルが、大人顔負けの難しい言葉が、次から次からと、、、感心してしまいます。
個人最優秀句には、幸田高校(愛知)2年大橋佳歩さんの
☆ 「湧き水は生きてゐる水桃洗う」
*なにか涼しさも感じる素直な句ですね。