映画館の放映3月7日までとなり、慌ててやっと見ることが出来た。こんなに後味の良かった映画は久しぶり。内容は、田舎に住む老夫婦と東京で暮らす子供たち、、、近くて遠い両者の関係を通じて、夫婦や親子の絆、老いや死について問いかける。役者の橋爪功、吉行和子、西村雅彦、妻夫木聡、蒼井優らが見せる適材適所の好演が感銘を呼ぶ。実に名演技でしたね。ストーリーの随所にちりばめられた、言葉や動作が、今風に誰でもよく分かり、楽しく見れたし、偉大な先達への尊敬・賛辞を感じ取りたい作品でもありました。
この映画は、2011年4月にクランクインの予定だったそうで、東日本大震災の発生を受けシナリオを変更、撮影が延期されたのです。