今年、戦後70年にあたり、ドラマや映画などの話題が多い。
韓国映画「国際市場で逢いましょう」を見て来た。
釜山の国際市場を主舞台に、激動の時代を家族のために生きたひとりの男の生涯をつむいだ壮大なドラマです。朝鮮戦争で父と末の妹と離れ離れになり、母と残された2人の弟妹とともに避難民として釜山で育った。父親代わりとして一家を支える為、西ドイツへ出稼ぎに行ったり、ベトナム戦争への出兵では、生死の瀬戸際に立たされるなど過酷な人生を歩むが、それでも家族への愛情と笑顔を絶やさず、時代の荒波を生き抜いていく、、、、。韓国映画の定番であるが、最後に、捜し求めた妹が見つかって再会するという涙なしでは見られない感動ドラマです。
韓国映画独特の家族愛、感情の激しいぶつかりあいは、またか、またかと思ってしまうが、戦争の悲惨さはどこの国でも同じ、必ず後世に伝えていかなければならないですね。是非。心して見に行ってください。
※国際市場とは、朝鮮戦争後、避難民が開いた闇市がきっかけで広がった、現在でも釜山にある市場。