今年(55回)の全日本こけしコンクールの総理大臣賞は、津軽系 阿保六知秀工人(昭和25年生まれ)のくびれダルマ絵10号(写真)でした。綺麗なこけしでしょう?ちょうど、実演工人として来られていたので、阿保工人から5寸こけしを二本直接求めました。一安心です。
昭和41年4月より、高校に通いながら(故)佐藤善二に師事。卒業後も修行を続け12年後53年4月、自宅で開業独立。現在に至る。先日亡くなられた小島俊幸工人と同様、善二の型に独自の工夫をこらして描彩を施している。穏やかなお人柄でしたね。
平成11年農林水産大臣賞、平成14年青森県伝統工芸士に認定されるなどの実力派。長男の阿保正文もこけしを作っている。