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Channel: こけしおばちゃん
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新山真由美・柴田良二のこけし

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 写真は、弥治郎系・新山真由美と木地山系・柴田良二の4寸のこけし達です。
 新山真由美工人(昭和40年生まれ)は、昭和63年より義父、新山吉太郎工人と夫、吉紀工人の下で木地修業を始めこけしの製作を始める。
 こけしコンクールでは、毎回の様に入賞する経験・技術・技法に優れた女性工人で、第57・58回全日本こけしコンクール(白石)、第61・62回全国こけし祭りコンクール(鳴子)で賞を獲得している。
 写真は右から喜一型、福雄型、小関幸雄型、地蔵型、はらみこしと本人型の六本です。いずれも小寸こけしにも拘わらず手を抜かず丁寧に製作された弥治郎系を代表するこけしです。
 柴田良二工人(昭和19年生まれ)は、柴田鉄蔵工人に師事し、こけし製作を始めるが長い間中断していた。平成22年頃よりこけし製作を再開するが復活デビューは平成26年2月の秋田県こけし展である。
 復活後は第61回全国こけし祭りコンクール(鳴子)、第58回全日本こけしコンクール(白石)で入賞する技術・技法に優れた工人です。最近、従来の仕事を辞めこけし製作に専念できる環境が整ったようです。
 写真7本目から9種類です。石蔵型、鉄蔵型(昭和初期)、鉄蔵型、鉄蔵型(昭和初期)、嘉市型、啓太郎型、啓太郎型、鉄蔵型 、最後は慶次郎(実父)です。9本です。
 すべてのこけしは、木地山系こけしを代表する力作で心和む表情と独特のフォルムが素晴らしい出来栄えですべてを揃えて手元におきたいです。
  
 

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