「雪が降るにおいがする」雪深い地元の人は、雪が舞い降りて来ると鼻孔にツーンと感じるらしい。
気象情報会社によると「戌年」は歴史的な自然災害が目立つ年だという。24年前は少雨による松山の大渇水、36年前は長崎大水害、72年前は昭和南海地震、84年前は室戸台風が上陸した。そしてきのう、群馬の草津白根山が噴火、噴石によって、死傷者が出ている。
年始めから寒波の襲来も相次ぐ。海面水温が低いラニーニャ現象が昨秋から続き、厳冬になると言われていた。都心はおとといから積雪で交通網が混乱。雪慣れしておらず、家に「帰れない」人が続出した。 地方では逆に「出られない」。かつて山あいの町では、行政の手が回らない生活道路の除雪は住民が助け合い、地元の建設業者が重機を出していた。だが近年は高齢化や業者の廃業が進み、作業はままならない。雪に囲まれ、お年寄りの家が孤立することも。近所の声掛けが命をつなぐはず。
しかし、戌年だけでなく、自然災害は毎年のように起きている。気象の変化をにおいで感じられなくても、メディアを通じて収集する情報感度を高めたい。きょう起きるかもしれない災害に備えて!。
※ ふと思い出しました。何と24年前になるんですね。一日5時間給水!おまけに真夏だったのです。水の無い生活がどんなに不便、辛い事か!......。東北のこけし仲間から「水」を送ってくれたこともあったのです。有難かったですね。