今年(55回)の全日本こけしコンクールは、蔵王高湯系 岡崎幾雄工人(昭和10年生まれ)の栄治郎型12号・桂材(写真)です。
岡崎幾雄工人は、昭和24年、叔父・岡崎直志工人に付き木地を修業。当時は、大きな土産物店「能登屋」を営業していたので、中々こけしを作るわけにいかず、55年12月より、こけし工房「栄次郎」を開店、沢山こけしを作るとのことで楽しんでいる。と「こけしハンドブック」に記してる。
私も、昔、求めた、当時の岡崎こけし・栄治郎型八寸を持っていますが、もう一本岡崎昭一の八寸こけしもあります。岡崎昭一工人は幾雄工人の師匠・叔父・直志の長男です。いずれも貴重ですね。顔がおしゃれで可愛いでしょう?