小笠原義雄工人のピリカンナ模様は素晴らしいですね。
写真の右から
…天攘蓮λ楷崢昌匚人作(5寸)。昭和36年9月生れ。佐藤善二工人の弟子。最近は幸兵衛型にも挑戦し、良いこけしを作っている。このこけしはくびれ胴達磨模様の幸兵衛型。幸兵衛の表情を良く捕えている。女性なのに力強いこけしです。
◆〔鳥匏蓮Φ氾直“蝋人作(7寸8分)。昭和29年8月生れ。桜井昭二工人の弟子で久し振りのこけし。肩にピりカンナの入った岩蔵後期の華麗な型、ロクロ線入りの珍しい永吉型等も作る。岩蔵型の大きな眼点と永吉型の一筆目が好対照で面白い。
鳴子系・柿澤是伸工人作(5寸)。昭和49年8月生れ。鳴子では最も若手。父、是隆工人譲りの華麗な「高勘」の伝統を継ぐ。豊かな発想からレパートリーは多い。
ぁ‥敕魴蓮高橋順子工人作(5寸)。昭和31年2月生れ。夫、高橋通工人と同じく忠蔵大正型を始め忠蔵型、平頭など各種を作る。胴模様も通常のロクロ線、花模様のほか松竹梅など多彩です。
ァ ̄鶸田系・小笠原義雄工人作(6寸)。昭和11年1月生れ。全国こけしまつりで総理大臣賞を取ったピりカンナ模様の他、木目やぼた菊など遠刈田の伝統的な模様各種を作る多彩な工人です。