我が家に並んでいるこけしとは違って、時代に沿ってかなり様変わりしたように思います。
写真の右から
〔鐚O嵯蓮新山真由美工人作(6寸)。昭和40年8月生れ。福太郎型の復元。中央のあやめと首から肩にかけての赤の色が全体を引き締めている。表情も柔らかく、鳴子こけしまつりで国土交通大臣賞を受賞し、モダンさを取り込む可愛い作品になっている。
◆〔鐚O嵯蓮佐藤誠孝工人作(7寸)。昭和22年2月生れ。大野栄治型直胴、黄色と赤のロクロが良い雰囲気を醸し出している。奥様、美喜子工人、長男、英之工人も鳴子こけしまつりで家族全員入賞し目が離せなく、楽しみである。
津軽系・長谷川優志工人作(7寸5分)。昭和53年12月生れ。天江彦三郎の復元。ボリュウムも有り、見栄映えがする。大鰐系列の各種を意欲的に作り、筆も安定している。
きァ‥敕魴蓮佐藤三起子工人作(5寸・5寸5分)。昭和32年5月生れ。野地忠男工人の長女。平成22年3月デビュー。実に好評で、表情もまとまり、胴下模様が土湯の滲ませ技法を使い良い作品になっている。
Α‥敕魴蓮西山敏彦工人(えじこ)。昭和34年6月生れ。各種えじこの中に1寸のこけし6本を収納している。開けるのが楽しくなる作品です。