$ 0 0 今年、第55回全日本コンクールの東北森林管理局長賞は、鳴子系 高橋義一工人(昭和26年生まれ)の勘治型12号(写真)でした。 高橋義一工人は、高橋盛雄工人の甥で、昭和42年より叔父盛雄の薫陶を受けて、こけし作りにはげむ。高勘の正統的な木地描彩で優秀。名門高勘の伝統をを守っている。 鳴子系こけしは、胴は太く、中ほどが少し細い。肩には段がある。胴の模様は、菊、かえで、ききょう、なでしこ等。嵌め込み式で、頭を回すとキイキイと鳴る。重量感があって豪華なこけしです。宮城県鳴子温泉を中心に作られている。