あまりの暑さに外出もできず、涼しい部屋での一人暮らし。暑い日が続いているが今日は「立秋」。
立秋は、二十四節気の一つ。陽暦8月7・8日ころに当たる。立秋の声を聞いてにわかに涼しくなるわけではないのだが、炎暑のさなか、ひとすじの風、ふとした日のかげりに秋を感じ取るのは、誰しも伝統的な生活感情のこまやかさ、豊かさだと思う。しかし、今年は違うのです。
朝の庭の水やり、夜の散歩でも、ひとすじのすずしい風にはまだまだ感じません。熱風なのです。
朝の水やりで、蝉のぬけがらを見つけました。孫たちが帰ったときに取らそうとそのままにしている。きっと喜ぶだろう。
蝉は、夏の暑い日盛りに鳴く、いかにも夏らしく、暑さをいっそう強調しているように思えて、夏には欠かせない声であろう。今もこのあたり一帯で盛んに鳴いている。
ちなみに、7.8月頃に鳴く代表的な蝉は、にいにい蝉、油蝉、みんみん蝉、熊蝉等である。また蜩(ひぐらし)、法師蝉は、8月中旬から9月に盛んに鳴くので秋季に入る。
※ 子供の頃、夏休みも残り少なくなった頃に鳴く法師蝉は、もの悲しいものがあった。
『宿題のまだ残る子や法師蝉』駄作。思い出しました。