愛媛松山の郷土愛のシンボルとそれを織りなす表現力に民芸の神髄を見たのだろうか、、、
伊予絣の観光名所「民芸伊予かすり会館」が来年1月で閉館する。オープンから45年。松山市久万ノ台から市中心部の城山ロープウェイ街へ移転し、地元のタオル専門店と新たな事業を展開するという。
かすり会館はもともと機織り工場として使われていた建物を改修した。長い歳月経た梁に広い天井が往時の雰囲気を思いおこさせる。機織り機や織物など数多く展示物が製造工程を分かりやすく伝えた。いつも観光バスが出入りして、混雑している。
移転先でも、歴史紹介のほか、藍染めや機織り体験が楽しめるように計画しているそうです。一人旅や外国人客が多く行き交う便利さを考慮したのかもしれません。すたれつつある昔の感覚の民芸の可能性を加味していると思われます。時代を感じるのは私だけでしょうか。
※「伊予絣」も発展へ新たな道を切り開いてほしい物です。