今日は二十四節気の一つ「半夏生・ハンゲショウ」。夏至から数えて十一日目の今日、7月2日ごろに当たる。因みに今日は今年に入って183日目、残り182日ありということです。
梅雨の末期で、この頃に半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)というドクダミと同属の毒草が生える多湿で不調な頃とされている。写真はハンゲショウです。
農家の人たちはこの日まで田植えを済ませ、この日の天候で稲作の出来を占うと言う。この日に雨が雨が降れば大雨が続くとか、地方によってはいろいろの風習や物忌みが守られている。
我が地方では、この日「タコ」を食べる風習がある。この頃は天から毒気が降りる又は、地に毒が生じるという言い伝えがあり、昔から毒おろしに半夏ダコを食べる。また、タコの足のように稲が大地に根を張り、しっかり根付くことを願ってタコを食べる習慣があるのです。
☆ 木の揺れが魚に移れり半夏生 大木あまり