蔵王高湯系 斎藤昭工人
蔵王高湯系こけし工人・斎藤昭(昭和2年生まれ)は、鉢巻き工人・斎藤健男工人の兄。斎藤松助(明治35年~昭和51年)の長男。蔵王温泉でこけしの宿「招仙閣」の経営者でもある。昭和20年復員以来旅館業に従事の傍ら、父・斎藤松助に木地の指導を受けたが、自作をは発表しはじめたのは45年から。斎藤健男の兄でさすがによく松助の味を出している。「伝統こけしハンドブック」より。...
View Article蔵王系 梅木修一親子工人
山形市内エリアに、蔵王系こけし工人 梅木修一(昭和4年生まれ)・直美(昭和43年生まれ)がいる。今年、山形を訪ねた時は、朝早く天童に向かったので、立ち寄れなかったが、何度かお会いしている。...
View Article夏越祭りのひな型(形代)
我が町の近くの還熊八幡神社の夏越祭りの案内と形代(かたしろ)が配られてきた。ひな型は、各戸の人数だけ取り、それに名前と年齢を書いて夏越祭りの前の晩にふとんの下に敷いて寝るのです。 6月30日、午後6時より還熊八幡神社で夏越祭りが行なわれる。ひな型を持って行き、茅の輪をくぐってお参りし神社に納めるのです。神社では、これをまとめて祓い清めてくれます。厄除けのお札を各戸に頂くのです。...
View Article「老い」という病名
自分が70歳過ぎた年になったとは、、、信じられないが、生活の中でいつも体の老化を感じる。若かった時のようにはいかない。 年をとって、どこか悪いのは当たり前。「老い」に病名をつけたってしようがない。治らないものは治らないと諦めて、老いや病につき合おう、、、。...
View Article「記念こけし」を見せて!
今日、記念こけしが見たいと言ってお友達が来てくれた。あぁーまたかと思いながらもお茶をする。記念こけし(写真)は、今年、こけしコンクールで頂いた尺二寸のこけしです。...
View Articleアカパンサスの花
叔母(養母)が亡くなって1年余り、病院に行くこともなく、洗濯物を持ち帰ることもなく、毎日、ゆっくり過ごしている。今日、偶然、病院に通っていた道を通って驚きました。なんと、アカパンサスの花が満開になっていたのです。 ここは、トヨタオート自動車の会社。数年前に1300本以上咲いたとお店の人に聞いたことがあったのです。...
View Article経済産業大臣賞のこけし
今年、全日本こけしコンクールの経済産業大臣賞は、遠刈田系こけし工人・佐藤保裕作「重菊12号」でした。(写真) 遠刈田系こけし工人・佐藤保裕(昭和35年生まれ)は、昭和56年より、父・今朝吉の指導で木地挽き、描彩を始めた。平成10年より広喜型を作っている。...
View Article私のスクラップブック
人生の整理ではないけれど、捨てれるものは捨てようと整理しているが、私には、新聞の切抜きを貼ったスクラップブックがある。いつも、役に立つものとして、切り抜き貼っているスクラップ。中には溜まってそのまま挟んだままになっているのもある。 この記事は、平成4年10月6日から24回続いた「母と私の老い支度」(森南海子・服飾デザイナー)と言う切り抜きです。もう20年前の記事です。...
View Article国土交通大臣賞のこけし
今年、全日本こけしコンクールの国土交通大臣賞は、土湯系こけし工人・高橋通作の「10号普通型花」でした。 高橋通工人(昭和28年生まれ)は、東北を代表するこけし工人・高橋忠蔵(祖父)、高橋佳隆(父)いずれも故人。昭和50年より祖父・忠蔵、父・佳隆の指導を受けて制作を開始。昭和51年3月立教大学法学部卒する。作品は、佳隆以上に祖父忠蔵の趣をうけつぎ、木地描彩ともに人気がある。...
View Article常識の意外なまちがい
次の三つの内容は間違っていませんか? ‘椶任蓮都市部よりも農村や山間部のほうが寿命の延びが少ない。 ◆]掲者の死因の第一位は、脳卒中である。 100歳老人は、動物性たんぱく質を平均以上にとっている。 これは、どれも間違っているように思えるけど、この三項目はすべて事実で正確なのです。...
View Articleどんな食事が理想的か
「高齢者と食生活」地域保健研究グループ研究員 熊谷修著より。、 70歳の地域高齢者集団を10年間追跡し、食習慣と余命の関係を分析した研究成果によると、牛乳や油脂類を高頻度で摂取する高齢者ほど生存率が高いことが示されている。...
View Article林野庁長官賞こけし
今年、全日本こけしコンクールの林野庁長官賞は、鳴子系こけし工人・桜井昭寛の「岩蔵型太胴」でした。(写真) 鳴子系こけし工人・桜井昭寛(昭和26年生まれ)は、桜井昭二工人の長男。昭和45年高校卒業、父、昭二のもとで修業。47年から描彩をはじめたが、父、昭二によく似た綺麗で上品なこけしをつくる。岩蔵型と祖母・コウ型を継承。...
View Article7月2日「半夏生」
今日は二十四節気の一つ「半夏生・ハンゲショウ」。夏至から数えて十一日目の今日、7月2日ごろに当たる。因みに今日は今年に入って183日目、残り182日ありということです。 梅雨の末期で、この頃に半夏(烏柄杓<カラスビシャク>)というドクダミと同属の毒草が生える多湿で不調な頃とされている。写真はハンゲショウです。...
View Article東北経済産業局長賞のこけし
今年、全日本こけしコンクールの東北経済産業局長賞は、鳴子系こけし工人・高橋義一作の「勘治型12号」でした。 鳴子系こけし工人・高橋義一(昭和26年生まれ)は、高橋盛雄工人(大正6年~平成12年)の甥。盛雄の妹、高橋松子工人(大正9年~平成17年)の長男で、昭和42年3月より、叔父盛雄の薫陶をうけて、こけしつくりにはげむ。高勘の正統的な木地描彩も優秀で貴重な存在でもある。...
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