今年の全日本こけしコンクールのNHK仙台放送局長賞のこけしは、津軽系こけし工人・阿保正文作の「幸兵衛型くびれダルマ絵8号」(写真)でした。
津軽系こけし工人・阿保正文(昭和58年生まれ)は、平成17年より、父・阿保六知秀工人につき木地修業をはじめ平成19年よりこけしを作っている。
父・阿保六知秀(昭和29年生まれ)工人は、昭和41年より佐藤善二工人に指示。故・小島俊幸同様、善二の型に独自の工夫をこらして、描彩を施し、独特の六知秀こけしを作って人気がある。最近は、各こけしまつりで賞を取っている。我が家にも三本そろっている。さて、正文工人は若いですね。伝統こけし界に出てきた事は、すごく嬉しい事です。