この写真は、昭和59年9月4日の愛媛新聞に掲載されていた写真です。なんと2000本のこけしに感動しました。この方は、当時、生命保険会社の松山支社に勤められていたKさんという方です。
Kさんのこけしとの出会いは、実家のある東京から山形市に転勤した折、本場のこけしを手にしたKさんは、手作りの素朴さにとりつかれたそうです。それ以来、小指ほどの小さいのから二尺(約60臓砲海韻靴搬腓いのまで、さまざまなこけし集めに熱中、一本が十万円もするこけしもあるのです。
この写真は、約30年も前だから値打ちも数も今はさだかでないのです。そして、こけし工人が作った木地玩具も集めているそうです。
「転勤族」のKさんだから、本物のこけしに出会えて魅せられたのでしょう。だから、作者も、年代も見極められるという。羨ましいですね。