1989年(平成元年)4月7日の事。「愛媛信金庫本店のロビー展」の案内(写真)が届いた。それは、当金庫の支店長様からだったのです。何で?と思ったのですが、実は、息子のお友達が、我が家に遊びに来ていた時「おばちゃん、僕のおじさんとこに、こんなこけしいっぱいあるよ!」といっていたのです。そのことから、お付き合いになったのです。当時、東京こけし友の会の会員でもあったのです。ロビー展では、ほとんどが立派な古作こけしで、圧倒されたのですが、あまりよく分からなかった事を思い出します。私は、弥治郎系こけしのきらびやかに描彩されたこけしが多く、あまり、いいとは思わなかったのです。帰り際に、今晃工人の二寸こけしを三本(写真)頂いたのですが、、、、。
今、今晃工人が注目されている。
津軽系こけし工人・今晃(昭和28年生まれ)は、昭和47年木地を修業し、50年、大鰐にて、佐々木金一郎、長谷川辰雄の弟子になり、58年独立。素朴なこけしを作っている、