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Channel: こけしおばちゃん
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惜しまれる上甲監督

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 選抜高校野球で監督として2度の優勝を果たした済美高校野球部の上甲正典監督が2日、胆管がんのため亡くなられた。驚きました。 
 思えば、今年の選抜予選の試合での上甲監督は、少しやせて顔色が悪かったと誰もが思ったと思う。昨秋から闘病生活だったと知りました。
 上甲監督は、宇和島東高、龍谷大などを経て1982年、宇和島東高の監督に就任。87年夏の県大会で優勝し、同校初の甲子園出場に貢献。翌88年春の選抜高校野球で甲子園初勝利を挙げると勢いに乗って初優勝し、甲子園に春4度、夏7度出場するなど、常連校に押し上げた。
 2002年には、済美高校の野球部の監督に就任。04年春、就任2年で同校初の甲子園に導き、破壊力のある打線と勝負強さを武器に快進撃し宇和島東に続き、選抜初出場初優勝を成し遂げた。
 同年夏の甲子園でも準優勝。以後も9年ぶりに出場した13年春の選抜大会で準優勝するなど、同校を春2度、夏4度の甲子園出場の強豪校に育てた。
 「野球王国」愛媛を代表する名将として全国に知られ、選手を信じ力を引き出す「上甲マジック」や試合中に選手に笑顔で接する「上甲スマイル」といった独自の指導法で多くの優秀な選手を育てた。
 野球王国愛媛を楽しませてくれてありがとう!上甲監督安らかに。

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