「こけし時代」より、驚きのこけし棚が載っている。「こけし棚拝見」のこの写真は、弘前市在住のAさんのこけし棚です。コレクションの総数、集めた期間は、七千本位、集め始めたのが、1985年なので、それから29年になるという。
Kさんは、「こけしを蒐集することは、こけしを愛すること。こけしを愛することは、棚を作ること。蒐集家の皆さん、他人のこけし棚が気になりませんか?こけし棚は、その人の全世界であり宇宙です。そして何より、その人自身を映す鏡です。」「最初はわからずに無我夢中で集めていましたが、あとで気がついたのです。心が安らぐ喜びに。」と。良くわかりますね。
こけしの購入は、工人さんのところで、直接見て買う。産地を巡ったり、コンクールにも足を運ぶとのこと。
そして、よいこけしを見つける秘訣は、こけしから目を離さないこと、こけしを見る目を鍛えておく事、そして、工人さんと会う機会を多く持つこと、工人さんの暇な時間を狙って作ってもらうのがお勧めです。いいこけしができるのです。驚きです。