とにかく土湯温泉の入り口に行くと、大きいこけしが至る所に立っている。いかに、土湯が伝統こけしの発祥地であるかわかります。各こけし工人の工房、お店がならんでいるのです。こけしファンにはたまりませんね。
平成16年4月、第30回の土湯こけし祭りを記念して、土湯伝統こけし工人組合で作られた「こけし三姉妹」のうちの一本です。土湯温泉・山水荘に飾られている。材料は、樹齢300年のイタヤカエデ。高さ3.07m。その大きさからギネスブックに申請されたことも。山水荘の館内には、他にもたくさんのこけしがいるのです。
土湯こけしの特徴は、姿・形は、胴は長く細く、頭部は比較的小さい。胴の模様は、ロクロ線。返しロクロの技法が用いられる。頭と胴の付け方は、下はめ込み。頭がキイキイと鳴る。その系統の特徴は、頭部は「蛇の目」という黒い輪が描かれる。前髪の両横に「カセ」という赤い飾りを描く。
いずれにしても、どんなにして作ったのでしょうね。