ホトトギス(杜鵑草)は、ゆり科の多年草。山地・岳麓に多い。茎は高さ30~70センチ。葉は互生して、笹の葉に似て先端が少しまがる。茎、葉とも毛が多い。秋、百合の花を小さくしたような花がひらき、内面に濃い紅紫の斑点が密にある。これが時鳥の胸毛の斑点にているので、この名がつけられた。
お花屋さんの店頭で見つけたので、一鉢買い求めました。(写真)
※ 時鳥(ほととぎす)・杜鵑・子規・不如帰・・・・は、杜鵑かの鳥で、四月から五月中旬に南方から渡ってきて、晩夏に南へ帰ってゆく渡り鳥である。鳩より少し小さいが尾羽が長いのが特徴であり、背色は暗灰青色で、腹は白地に鷹斑のの横島がある。飛ぶ姿がいわゆる杜鵑形で鷹によく似た姿にみえる。
鳴き声は「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」と聞こえる。岳麓や高原で多く聞かれ、昼も夜も良く鳴く。近年、人里近くまで来て鳴くようになり、人家の庭木にも来て高らかに鳴くようになった。なつの代表的な鳴鳥である。
※ 俳句の盛んな松山では、俳句の結社「ホトトギス」では、多くの人たちが俳句を学んでいる。