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Channel: こけしおばちゃん
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こけし像巡り ③

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 白石市は温麺(うーめん)の産地で、市内にはこれを食べさす所謂「うーめん屋」があるが、その中でも、有名な店の支店が、白石駅上りホーム横にあり、入口に庇に接するばかりの大きなこけし像が立っている。白石ならではの飲食店入口風景でもあります。
 白石市はこけし産地遠刈田、弥治郎、小原などへの拠点であるが、この中の遠刈田温泉に向かう途中、白石市の郊外と言ったところに、子捨川と言う何か意味ありげな白石川の支流があり、バス停留所もある。この川に架かる橋の欄干四隅にも小さいこけし像がたっていたが、昭和58年春、現地訪問の折は、橋の改修工事で取り除かれていた。完成後再び擬宝殊代わりにこけし像が立っているどうか、バス車窓の楽しみである。※ 現在は、橋の上から立派なこけし像が迎えてくれてますよ。
 つぎに遠刈田温泉では、新地に向かう松川橋の欄干四隅に、大きなこけし像が立っている。
 聞くところによると、この四基のこけし像は、昭和46年12月に設置されたもので、高さ3.5叩頭の直径1叩胴は直径50造如当時で一基15万円要したとのことである。
 ちなみに、現在この大きさのこけし像を新しく製作するなら、一基100万円はするそうで、他方塗料の塗り替えだけで、一基20万円は必要とのことである。「こけし手帖」昭和59年4月号より。
 ※ かなり前のことなので、懐かしく見てくださいね。私も懐かしく楽しんでいます。

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