土湯温泉の町中を流れる荒川の、一ばん上の橋が架け替えられ、昭和58年12月に竣工、その名称も荒川橋から荒川大橋になった。この荒川大橋の四隅に、擬宝殊がわりの大きなこけし像が、昭和59年3月に立てられた。(写真)
この橋の付近は、旅館、商店が建てこんでいるため、少し離れたところから、これらのこけし像を見るということはむつかしく、カメラを向けるのにも苦労する。とは言え、土湯温泉に新しく名物橋が誕生したと言えるだろう。。。
また土湯温泉で柴田長吉郎氏から、温湯温泉の町中にも、小生が紹介した鳴子町内のそれと同様の、こけし公衆電話ボックスがあり(写真)、もちろん屋根の上のこけし頭部は常吉型のものである、と教えてもらった。その後早速に写真を送って頂き恐縮の次第である。ここに許しを得て、その写真を掲載させてもらう。(原文のまま)。
昭和59年6月号「こけし手帖」『ちょっと横道・こけし像巡り』(追加)原文のまま。