ベテラン工人や新進の工人などこけしたちはさまざまです。
写真の右より
‥敕魴蓮μ醋靂せ峭人作(6寸・岩本芳蔵型)。昭和53年生まれ(39歳)。平成28年1月から建築業のかたわら本格的にこけしを作る。中ノ沢の伝統を受け継ぐこれからが楽しみな若手工人である。
◆‥敕魴蓮高橋通工人作(6寸)。昭和28年1月生れ(64歳)。東日本大震災で被害を受け避難生活をしていたが、戻りこけし製作を再開した。復活後の素晴らしい出来である。
※ 震災後、こけしコンクールでお会いした時は、確か山形から週ごとに、震災を受けた工房でこけしを作っているというお話を聞いて、大変だなぁと思っていました。その時頼んだこけしは、約束通り、後で送ってくれました。大切なこけしですね。
弥治郎系・高田稔雄工人作(6寸・6寸)。昭和48年1月生まれ(44歳)。今三郎型、幸太型など。第63回全国こけし祭りの受賞作。新人離れして筆跡は鋭い。同時に白石こけしコンクール受賞作、幸太型と師匠の初期の佐藤慶明型細洞菊模様も素晴らしい。意欲的に製作しているのでうれしいですね。
ぁ”折系・鈴木征一工人作(4寸、佐藤運七型入れ子)。昭和19年11月生れ(72歳)胴模様は菊2種と撫子。運七の微笑みを良く表現している。はめ込み木地挽き技術はさすがである。佳作。
※ 鈴木征一工人は、各こけしまつりに来られていて、大好きな工人です。何時かは工房を訊ねたいと思っていたのですが......。
ァ…天攘蓮Π霤脹庸宜人作(4寸)。昭和60年10月生れ。間宮明太郎型。原に忠実に、木地・描彩とも丁寧な仕上がり。関西の出身で森林に興味を持ち、大学卒業後、五十嵐嘉行工人に平成27年4月より師事、木地挽きと描彩の指導を受ける。
※ 新しい工人さんが次から次へと、素晴らしい事だけど.....。