伝統こけしの津軽系こけしには特殊な感慨がありますね。
写真の右から
 ̄鶸田系・小笠原義雄工人作(5寸)。昭和11年1月生れ。優しそうな面描、緑のロクロ線の鮮やかさが印象的なこけしです。 ※ 小笠原義雄工人にお会いしても実にお優しいお顔をしています。
∋碍膳蓮δ甲川正司工人作(5寸5分)。昭和12年2月生れ。手慣れた小林吉太郎型を作る。筆致が強いですね。 ※ 平成19年、みちのくこけしまつりに参加した時に、二尺の正司こけしを求めたのです。すごく元気を頂いたこけしです。
蔵王系・梅木直美工人作(子3寸)。昭和43年2月生れ。会社勤めを辞め、こけしに専念して頑張っている。これは入れ子で父、修一工人と協賛、充実の作品です。
ぁ∥王系・梅木修一工人作(親5寸4分)。昭和4年3月生れ。年齢を感じさせないしっかりとしたこけし。直美工人と頑張っている姿は、会場でもほほえましいですね。
ァ…天攘蓮δ甲川優志工人作(8寸)。昭和53年12月生れ。福原永次郎型、奔放な筆致を良く写している。印象的なこけしです。
Α‥敕魴蓮Τ塑衒戸差人作(7寸)。昭和22年5月生れ。個性的なタコ坊主こけしの中でも独特の表情をしたこけしです。
А〔鳥匏蓮β臂遜┯温人作(6寸5分)。昭和31年5月生れ。このこけしは、植木昭夫氏蔵の祖父、竹雄の古作をじっくり手元に置いて製作した記念のこけしです。
─〔效六碍蓮Πど市五郎工人作(6寸)。昭和20年1月生れ。充実した米吉型。表情、胴模様とも従来の作品からかなり変化しているような作品です。