伝統こけし工人が作るこけしも、師匠が作る型によって全く違ったこけしが生まれます。
写真の右から
‥敕魴蓮西山敏彦工人作(えじこ)。昭和34年6月生れ。父、西山憲一工人に師事。豊富なアイデァと細工技術で木地製品を作る。初夏をテーマのえじこ各種。中に1寸~1.5寸の豆こけしが入っている。
◆〆酳揃蓮κ寝豕厩工人作(3寸)。昭和47年3月生れ。祖父、平賀謙次朗、父、謙一工人に師事。このこけしは、謙次朗青頭型で胴模様は桃、他に梅、ビワの三種。小寸で人気のこけしである。
弥治郎系・横山水城工人作(2寸、2.5寸、3寸)。昭和21年9月生れ。新山久城工人に師事。久治型を継承している。新山一族の小寸作り付け「ベッケ」。素朴な味が出ている。
ぁ〇碍膳蓮小林清工人作(6寸・子持ち)。昭和26年3月生れ。父、小林清次郎に師事。山形小林家の
唯一の継承者。こけしは輪入りの子持ちこけしです。
ァ〔鳥匏蓮β臂遜則工人作(6寸)。昭和34年10月生れ。父、大沼力工人に師事。祖父、大沼馨型を継承して、代表的な鳴子の伝統こけしです。胴は菱菊と車菊です。
Α‘酩系・田山和文工人作(5寸)。昭和28年1月生れ。岩手県盛岡市に在住。南部系キナキナや阿保一郎のこけしを作る。このこけしは(外鳴子・一関こけし)宮本永吉の型です。
※ いろいろ資料を見て紹介しているが、知らないこけし、知らない名称がありますね。