遠刈田系こけしの描彩はきれいでしょう?
写真の右から
 ̄鶸田系・佐藤康広工人作(7寸)。昭和51年4月26日生れ。測量関係の仕事を退職、平成22年1月から父、佐藤正廣に師事。当初父の木地玩具の日光茶道具を製作、平成22年のこけしまつりで入賞する。
こけしは平成22年10月より描き始める。父の松之進型を継承、このこけしは初作といえよう。重菊、桜崩し、旭菊、井桁の胴模様の各種。今後の活躍を期待しよう。
◆ ̄鶸田系・六郷仁美工人作(6寸)。昭和37年2月6日生れ。平成7年より父、満に師事。父の松之進型を継承、秀作を次々に作製、各コンクールの賞を獲得。このこけしは本人型髷こけしで、伝統の中に創作性に富んだ佳作といえよう。震災前の注文が震災を乗り越えて届いたこけしです。
ぁ〔鐚O嵯蓮佐藤英之工人作(2.5寸二本)。昭和52年8月2日生れ。誠・ロクロ・栄治・梅、の各種。大震災でいわきの自宅より自主避難、群馬県の赤城山麓で、こけし製作を始めている。署名に赤城山と記入。
キΑ‥敕魴蓮西山敏彦工人作(えじこ・2種類)。昭和34年6月30日生れ。平成5年より父、憲一に師事。毎回好評のえじこシリーズ。このえじこは春の季節向きに作ったえじこです。工人の全てのえじこの中に、6寸から1寸のみにこけしが6本入っているのです。