伝統こけしの若い工人の描彩は伝統を守りながらも新鮮なこけしが生れます。
写真の右から
〔鐚O嵯蓮佐藤裕介工人作(2寸5分)。昭和57年4月生れ。避難先の赤城山での作品です。赤城山の夕暮れの美しさを、ぼかしで表現。色の使い方が、絵画の経験を活かしており、面白い。
◆…天攘蓮Πな欟盡人作(4寸)。昭和27年7月生れ。久しぶりの作品。愛嬌ある表情に人気がある。
津軽系・阿保六知秀工人作(5寸)。昭和25年4月生れ。山谷太兵衛型を久し振りに作る。胴の中央くびれ、弱いタッチの眼鼻の筆の運び、なかなか楽しめる作品になっている。
ぁ〔效六碍蓮三春文雄工人作(7寸)。昭和29年8月生れ。石蔵型(原、国府田氏所蔵)と樋渡冶一型(通称ラグビーこけし)。今、古品の研究に熱心で、これからも期待したい工人です。
キΑ‥敕魴蓮佐藤三起子工人作(6寸・5寸)。昭和32年5月生れ。初作(平成22年3月)時より注目されているこけし。父、忠男工人とは違う味で、表情が素晴らしい。
А‥敕魴蓮西山敏彦工人作(えじこ)。昭和34年6月生れ。お馴染みの毎月好評な各種えじこシリーズが楽しみです。小寸こけし入りで。このえじこは、ソフトクリームや搔き氷型などで楽しませてくれるのです。