津軽系・山谷レイ工人のこけしになかなか出会えないですね。
写真の右から
〔效六碍蓮γ羸邂衂弭人作(6寸)。昭和30年4月2日生れ。国蔵型。木工品の製造販売の傍ら父に代わり、平成20年からこけしの製作を行う・。経験に裏打ちされた木地の確かさ、丁寧な描彩です。工人の目指す「ほっと癒されるこけし」その物でしょう。
◆…天攘蓮山谷レイ工人作(6寸)。昭和11年12月13日生れ。権三郎型。写真は紅葉・牡丹です。他にりんごの描彩もあります。母・きよ工人を彷彿させ、素朴で愛らしい。りんごも佳作である。
肘折系・鈴木征一工人作(6.7寸)。昭和19年11月17日生れ。藤五郎型。高橋五郎氏発見の肘折最古品の復元で8、7寸を縮尺。筆致鋭く力強く、完成度の高いこけしである。
ぁ ̄鶸田系・佐藤英裕工人作(7.8寸)。昭和26年2月16日生れ。丑蔵型。「美と系譜」掲載の初作に近い作品を原として製作依頼したもの。若さに溢れ溌剌とした表情が技と和し見る者を魅了する。
ァ‥敕魴蓮西山敏彦工人作(えじこ)。昭和34年6月30日生れ。いつも好評なえじこシリーズ、写真のえじこは、大寸のえじこに七福神、ダルマ、豆こけしが入っている。えじこの描彩も全て異なる。次のえじこは何なのか期待が膨らみます。