木地山系・三春文雄こけし工人(昭和29年8月29日生まれ)は、小野寺正徳工人の下で、昭和59年より木地修行をはじめ、昭和63年からこけし製作を始める。
第51・53回全国こけし祭り、第47・48・49回全日本こけしコンクール、第26回みちのくこけしまつりでで毎回のように本人型・石蔵型で入賞される優れた技術と実力を具えた木地山系の伝統を継承する工人です。日中は会社勤めのためこけし製作本数が大変少ない。
三春文雄工人は、本人型・石蔵型・治一型のこけしを製作し特に石蔵型では多くのこけしファンを持っています。
写真右は、直胴に菊模様、二番目は、帯に菊模様が本人型です。写真では帯付きは黄胴ですが白胴に菊模様もあります。三番目が石蔵型で、最後は治一かたのラグビーこけしです。
どのこけしも満足できるこけしです。私は、石蔵型三春こけしが一本あります。