今日は参議院選挙の投票日。私は、毎回、朝一番に投票を済ませる。17日間にわたった選挙運動も終わり、関係者はホッとしていることでしょう。
選挙のたびに思い出すのは、関係者はもちろん、出馬している家族の苦労の大変さは忘れることが出来ない。私の父は、小さな市の議員として三期つとめた。もう三、四十年前のこと。選挙の形も違い、選挙期間中は、各運動員等の食事、毎日60人~80人の食事の用意、お茶、お酒を振る舞い我が家一ぱいに賑っていた。中には、相手候補の運動員も混じったりしていても、名指しする訳にもいかず難儀な話ですよね。なお投票日前日に、一票何ぼで売りに来た人もいる。当然選挙違反で耳をかすことはなかったが、相手の弱みに付け込む行為は許されるものではない。このような事を書き込むことはちょっと躊躇したが、小さな市の昔のことです。
我が家は、負け戦は無かったが、父の選挙で「井戸塀」になってしまったのです。