「東京こけし友の会」例会ギャラリーより。(友の会会員・目黒一三氏著)より。
一人の工人のこけしを集めだすと、多くを持ちたくなり、年代を揃えたくなります。そして初期作を求める様になります。弥治郎系・井上四郎工人は私の好きな工人の一人で大好きなこけしです。井上一家(故・井上ゆき子工人・井上春未工人)も大好きです。
写真の4本のこけしは私が収集し始めた昭和50年より以前の作です。
,蓮4寸で48年2月5日の稚拙なこけしで、眉は書きなれていない感じがします。
◆,蓮6寸で、多分昭和48年ではないかと判断してネットで最近入手した。
は、6寸で、昭和48年3月31日の著名。 銑のこけしはベレーの下の半円状の髪飾りは赤・緑の4個(,領个話犬ずあり)で「四郎作」が付いている。
ぁ,蓮5寸で、半円状の髪飾りは赤2個で、「作」がなく、日付もない。
い賄豕静弔痢屬劼笋諭廚琶神23年8月に入手した。
弥治郎系・井上四郎工人は、工人として10年弱の仕事であるが、初期作の特長は著名が「四郎」で、「作」が付いたものほど古く、半円状の髪飾りが赤・緑の4個であるものほど古いことです。
以上が私が集めた四郎こけしからの”こたえ”です。
最後にこれを読んで下さった皆様に「井上四郎こけし」に興味を持って頂ければと思います。以上。
※ 我が家にも「井上四郎こけし」が2本あります。ゆき子工人に送ってもらったのです。随分昔のことになりました。