自分が70歳過ぎた年になったとは、、、信じられないが、生活の中でいつも体の老化を感じる。若かった時のようにはいかない。
年をとって、どこか悪いのは当たり前。「老い」に病名をつけたってしようがない。治らないものは治らないと諦めて、老いや病につき合おう、、、。
緩和ケア研究会の医師のお話によると「逝き方」は「生き方」であり、死を視野に入れて生きることが大切と明朗に語る。健康は手段で目的じゃない。健康や若さの「圧力」に振り回さられないで、穏やかなはずの死を、過剰な医療や介護で邪魔してはいけない。老いや死を忌み嫌い、あらがい続ける昨今の風潮こそ不自然と省みる。「自然に死ねるように頑張ろう」と。
超高齢社会の日本は、数十年後にはいや応なく「多死社会」になる。医療費、在宅医療、延命治療等、、、考えずにいられないが、自分はまだまだと思っているもう一人の自分がいるのです。「自然に死ねるように頑張ろう」とはどういうことなのか考えていこう。