今年、全日本こけしコンクールの経済産業大臣賞は、遠刈田系こけし工人・佐藤保裕作「重菊12号」でした。(写真)
遠刈田系こけし工人・佐藤保裕(昭和35年生まれ)は、昭和56年より、父・今朝吉の指導で木地挽き、描彩を始めた。平成10年より広喜型を作っている。
父・佐藤今朝吉工人(昭和5年~平成10年)は、昭和28年より高橋広平について木地挽きを修業、昭和33年より佐藤富雄に描彩を習った。木地、描彩とも優秀で好評だった。
我が家には、今朝吉こけし、富雄こけしがが結構あります。遠刈田こけしはの頭は、おかっぱで、頭頂が赤い放射線状の模様になっているのできれいです。