われわれは、こけし蒐集の第一歩に返り、その当時を顧みて、一切の私心、私欲去り、互いに、信じ合える仲となることだ。”趣味的なあまりに趣味的な”珍品主義や、やたら変わり型を追いかけたりするような極端な偏向に走らないように自省した行動なり、意見であって欲しいものである。あれを作れ、これを作れなどと、工人に強要する人が多いが、これは収集家として自らの無知を知らなすぎる言語道断なことだと私は思う。土橋慶三著『こけしの旅』より。
こけし大好きな私、各工人さんの作るこけしは、伝統を継いだ満足できるこけしなので、工人に注文つけるなど出来ませんね。東北と四国松山では、工人との交流も限られるし、、、結局、好きなこけしが集まっているのです。
☆ 春の夜や並ぶこけしに語りかけ 愚作