12月最後の日です。陰暦では30日だったが陽暦では31日。「大晦日」(おおつごもり)ともいい、その前日を小晦日(こつごもり)といった。大晦日はまた「除日」ともいい、その夜を「除夜」という。忙しく日を過ごしている人もこの夜だけは刻一刻過ぎ去って行く時の前に立ち止まらぬわけににはいかない。「大年」「年の夜」「年越」も同じく除夜から元旦への1年の境をいう。
買い物やおせち作りなど新年を迎える準備に精を出したり、年越しそばをすすりながら来し方を振り返ったり。家族がそれぞれの思いを胸に除夜の鐘を待つ、、、と、昔のことが懐かしく思い出される。
今夜の我が家では、一人で年越しそばを頂き、紅白歌合戦を見ている。寂しくはないが、なぜか、子供の頃のお正月が懐かしい、、、。