土湯系こけし・陣野原幸紀工人からの年賀状(写真)です。
土湯温泉の陣野原工人宅には、毎年立ち寄ります。陣野原工人は、もう一つの顔として、工人自ら打つ十割そばと、手料理で親しまれている店もしている。土湯温泉バス停から少し歩くと、味工房「ひさご」のお店がある。会津や北海道産のそば粉を用いて、つなぎなしで打ち上げるそばは、香りがよく、まさに本物のそばなのです。工人自身が、裏山で採った山菜のてんぷらを添えていただくのです。そこには、工人の笑顔があります。
土湯温泉は愛媛の鬼北地方と姉妹都市、工人自身も鬼北町に来られ、巨大雛こけしが送られたり、鬼北特産のキジ肉が土湯のお料理に使われているのです。
いわゆる、陣野原工人は、こけし作りと二足の草鞋ヲ履いていると言われてもいいかもしれませんが、基本を抑えながら、アイデア豊富に製作するのは、こけし作りも料理も同じかもしれません。