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Channel: こけしおばちゃん
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今日は「半夏生」七月一日

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 今日は「半夏生」。節分や彼岸など暦の雑節の一つで、この時季は降れば大雨になりやすいとされる。愛媛県でも土砂崩れなどあり被害が出ている。峠は越えたようだが、まだまだ警戒は怠りない。
 「半夏生」とは、夏至から十一日目の七月一から二日ごろにあたる。農家では田植えの終わる頃で、この日の天候によって稲作を占ったり、この日、雨が降れば大雨がつづくとか、地方によっていろいろの風習や物忌みが守られる。またこの頃は半夏(からすびしゃく)という、ドクダミと同属の毒草が生ずるのでこの名があるともいわれる。
 写真の半夏生の花は、カタシロクサ(片白草)ともいわれ茎の先端の葉数枚が、一部分だけ白く変わるので(それも表側だけなので)片白草とも呼ばれている。半夏生(葉の一部だけ白いので白粉を塗りかけたつまり半分しか化粧ができていない)とする理解もあります。
 ※ 半夏生には、「タコ」を食べると良いとされ、古来より農耕民族のお祭りとして、田植えが終了した稲の根がタコのように地に吸付き、根付くよう祈願して、食べる風習があるのです。

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