伝統こけしの系統によるこけしたちです。
写真の右から
〔鐚O嵯蓮Π羮紊呂襪濆人作(4寸)。昭和30年3月1日生れ。茂吉型。美麗な描彩。切れ長で吊り上がった眼が印象的です。トレードマークの裏絵の蛍が仄かに輝き、花を添える。
◆”折系・鈴木征一工人作(6.5寸)。昭和19年11月17日生れ。運七型。みちのくこけしまつり農水大臣賞受賞作の原寸。古風な肘折菊があ黄銅に咲き、紫のロクロ線が全体を引き締めている。
土湯系・渡辺忠雄工人作(8寸)。昭和13年11月23日生れ。由吉型。第56回全国こけしまつり最高賞受賞作、ラッココレクション13番を原寸で製作したもの。筆致鋭く力強く、見る者を魅了させる。完成度の高い作品である。
ぁ‥敕魴拭荒川洋一工人作(5寸)。昭和13年11月13日生れ。芳蔵型。幹事所蔵の芳蔵を原に、こけし友の会限定として製作依頼したもの。小寸ながら存在感のある作品である。面描などさすがである。
ァ‥敕魴蓮西山敏彦工人作(えじこ)。昭和34年6月30日生れ。毎回好評なえじこ。シリーズ、毎回何が作られているのかワクワク感がある。このえじこは、雪だるま、お供え餅や来年の干支の描彩など工人が楽しみながら製作している姿が目に浮かぶのです。