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Channel: こけしおばちゃん
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宮城・鳴子系こけし

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 宮城県鳴子温泉から発生した伝統こけしで、鳴子、銀山、弘前、休屋、東山などで作られている。形は胴が太い直胴と、胴の中程にかけてゆるくX型に括れ、肩と裾が張り、安定感があります。首を廻すとキイッキイッと鳴るのが特徴です。前髪は幅広く大きめに描き、頭部は菊模様の手絡と水引を描きます。胴の描彩は表菊、車菊、旭菊、アヤメ、ボタン等です。鼻は猫鼻、丸鼻、眼は一筆目、一重瞼、木地ははめ込み式。小寸の立子こけしは造り付。「伝統こけし工人手帳」より。
 もう、4年前になります。白石のこけしコンクールより、足をのばして鳴子温泉の佐藤賀宏工人を訪ねた。佐藤工人は、松山のデパートの物産展に数年来られていたのです。佐藤工人の斜め前には、大沼秀雄工人のお店があり、鳴子温泉には、こけし工人の工房や、お店が至る所にあり、すごく感動したのです。
 

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