平成19年10月、私は「山形みちのくこけしまつり」に参加した。こけし大好きな私は、はじめてのこけし祭りだった。会場・ナナ、ビーンズは、ちょっと狭く感じたが、各系統のこけしが並び、各系統の工人にお会いできたので感動しました。
翌日、JR仙山線で「山寺」を訪れた。松尾芭蕉の句で有名な山寺。思わず意気込んで登ったのですが、なかなか大変でした。
山寺立石寺(りっしゃくじ)は、天台宗の高僧慈覚大師が860年に開山し、松尾芭蕉が詠んだ「せみの句」~「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」~でも知られる東北を代表する古刹で通称山寺(やまでら)と呼ばれている。
大仏殿のある奥の院まで1015段ある石階段。「一段一段踏みしめていくごとに一つずつ煩悩が消え悪縁を払うことができる」といわれるその石階段を上りきった頂上で芭蕉が見た景色と同じ景観を楽しめたのです。
奇岩巨岩と木々が生い茂る中を一歩ずつ石段を上るのです。とにかく驚きの景色に、、、、若かったから上ることができたのです。よかったです。
山寺入り口に、山寺こけしの石山和夫こけし店が在ります。今ならゆっくり立ち寄ったのですが、当時は知識がなくて今となっては残念でなりません。