Quantcast
Channel: こけしおばちゃん
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1909

荒川洋一工人のこけし

$
0
0

 今年、全日本こけしコンクールで「米沢商工会議所会頭賞」を受賞したのは土湯系こけし工人・荒川洋一の「武井型10号」でした。
 今回、私が求めた写真の展示品こけしは「さくらさくら10号」八寸こけしです。いいこけしでしょう?
 土湯系こけし工人・荒川洋一(昭和13年生まれ)は、師匠、岩本芳蔵に木地挽きを習い、昭和46年よりこけしを製作。その後、各種の岩本善吉型古型を復活。木地も優秀で、特に描彩がいいと人気がある。
 数年前、磐越自動車道の会津若松より、喜多方方面から土湯温泉に向かっていると、道路端に「こけし工房」があり、立ち寄ったのです。その工房は、磯川盛雄工房で「たこ坊こけし」が並んでいたのです。磯川工人は、真摯な方で印象が良くて、私は、6.5寸、5.5寸のたこ坊主を求めて帰りました。
 我が家には、渡辺長一郎工人(昭和24年没)の「八寸たこ坊主」と斉藤徳寿(大正15年生まれ)の「八寸と五寸のたこ坊主」があります。昔、たこ坊主こけしに出会ったときは、すごく滑稽でしたが、すごく綺麗なこけしですね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1909

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>