ビリーバンバンさんをお迎えして
昨夜、第57回 明治大学マンドリンクラブの松山定期演奏会があった。毎年この時期に開かれる人気の演奏会です。私も毎年聞きに行っている。 ゲストにビリーバンバンさんをお迎えして歌とおしゃべりで楽しみました。 明大マンドリンは、まず明大の校歌や、古賀政男の名曲を続けて演奏していくのがいつもの定番、ちょっと今年は迫力が足りないと感じたが、女子が半数以上だと聞いて納得したのです。...
View Article「こけし・みちのくの旅」の本
監修・土橋慶三「こけし・みちのくの旅」の本がある。立風書房 1978年4月10日発行、定価1800円、かなり古いものである。こけしに魅せられて40年近くになるが、こけしに関する本を買いあさった時の本です。 特別寄稿として、森敦、伊馬春部、谷内六郎、久松保夫、寿岳章子等など。...
View Articleこけしのふるさと
一本のこけしに出会うとき、そのふるさとへの思いは断ちがたくつのってきます。こけしのふるさとは、みちのくの雪深い山村や、ひっそりと湯の香を漂わせる小さな湯治場。 こけしはそこで、厳しい気候と美しい自然、そして、豊かな感性を内に秘めた素朴な人々に育まれてきました。こけしの心に触れようと試みたとき、それは、みちのくへの旅の第一歩なのです。「こけし・みちのくの旅」参照。...
View Article愛媛からも祈り
東日本大震災から3年、きのう11日は犠牲者を追悼する行事が各地で開かれた。参加者は今も悲しみの癒えない被災者を思い、1日も早い復興を願った。 肉体の傷は治せる。でも、心の傷は癒すしかない。傷をゆっくりと記憶のひだに納めて、隙間を幸せで埋めてほしいと願う。 言葉では、言い表せても、、、家族を、古里を失った被災者の今に、声をかけることができない。涙しか出で来ないです。...
View Article真夜中の震度5
昨日、14日午前2時6分、地震で目が覚めた。すぐラジオをつけてみる。伊予灘を震源とする最大震度5強の地震。津波の心配はありません。と聞く。起きて周りを見回ったが、やはり、こけしが20本程倒れていた。可愛そう。...
View ArticleNHKテレビ「グレーテルのかまど」
先日、テレビ番組 Eテレ「グレーテルのかまど」を見た。作家・幸田文の「花見だんご」を紹介した。作家・幸田文は、文豪・幸田露伴の娘。東京・隅田川の桜を見て育ち、花の季節に食べる「花見だんご」に格別の思いを寄せていた。毎年、桜の季節になると隅田川の桜の趣を評し、生まれ育った向島の暮らしを懐かしんだという文。彼女が花見だんごに託した思いに迫っていく。ナビゲーターが、お団子の作り方にせまっていく。...
View Articleこけし随想「一本のこけし」
こけし随想「一本のこけし」は、俳優・声優 久松保夫(1919年~1982年)氏が綴っている。久松保夫氏は、こけしをはじめとする伝統玩具の蒐集家としても有名で、1974年に設立された同好会「こけしの会」の同人で、亡くなるまでつとめる。...
View Articleお彼岸のぼたもち(おはぎ)
今日は春分の日。お彼岸の「お中日」です。暑さ寒さも彼岸までと云われているように、季節の区切りでもあります。春分の日をお中日として前後七日間が春のお彼岸です。秋のお彼岸は、秋分の日(9月23日)を中心に前後七日間となります。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになります。...
View Article久しぶりの「いとこ会」
昨日、母方の「いとこ会」があった。10年ぶりになる。それぞれ親を送って落ち着いてきたのです。 子供の頃は、お正月やお盆には、みんなが集まり、賑やかに過ごしていたのですが、核家族となり、孫が生まれそれぞれの家族に集まるようになって、会うこともできなくなったのです。 東京からの従妹、帰れなかった従兄、半数ばかりの集まりであったが、幼さなかった頃の、思い出に涙が出るほど大笑いになった。...
View Article稲子 大葉亀之進工人
稲子(いなこ)。かつて旧奥州街道には、山中七ヶ宿という街道があり、関、下戸沢、上戸沢、渡瀬、滑津、峠田、湯原の七つの宿場町があった。その湯原から約6キロの山道を行くと稲子。...
View Article蔵王 最古のこけし
「スキーのメッカと最古のこけし」。蔵王といえば、樹氷とスキー。温泉街を一歩はずれると、近代的ホテルが点在し、ロープウェイやリフトを備えた広大なゲレンデです。しかし、かっては、蔵王高湯と呼ばれたひなびた湯治場でした。明治20年ごろ木地業が起こり、蔵王系こけしの発祥地として、昭和15年ごろは、こけしの一大産地として知られていたのです。...
View Article鳴子温泉とこけし
鳴子温泉は文字どおりのこけしのふるさとです。中心街もその名は「こけし通り」。こけし店が軒を並べて、あの華やいだ姿と、ちょっぴり憂いをおびた眼差しの鳴子こけしが、壁ぎわにぎっしり並んでいます。工人直営のこけし店も多く、通りに面した一角にロクロを置く店もあって、こけしが出来あがる様を目の前にみられるのも、「さすがこけしの町」とうれしくなります。...
View Article桜三里のつくし狩り
愛媛には「桜三里」という素敵な峠道がある。昔、平家の残党が、平家の再興を願って毎年のように桜を植えていったとか、江戸時代、当時の松山藩士が吉野山のような名所にしようと、街道三里(約12キロ)の間に桜の木を植えていったという説を聞いている。その桜三里は、国道11号線なので、今では高速道路が主道路になっているが、以前は、桜三里を通って高松まで行っていたのです。今では、隠れた桜の名所なのです。...
View Article伝統文化の世界
春爛漫の季節、松山大街道の歩行者天国で「伝統文化の世界 ~いけばなとお箏・未来へ~」の催しがあった。黄色やピンクなどのあでやかな花を基調に生けた作品が並び、傍でお琴を弾く少女のあでやかさも、伝わる伝統技法で春の季節を華やかに表現していました。私のお友達も、毎回参加し続けているのです。頭がさがります。...
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