今夏は異常気象だった
暑かった今夏、やっと2,3日前から良く眠れるようになった。 専門家らでつくる気象庁の異常気象分析検討会は昨日、広い範囲で猛暑となり、地域によって局地的な豪雨や極端な少雨になった今夏(6~8月)について「異常気象だった」と位置付けた。...
View Article南部系こけし達
南部系こけしは、岩手県盛岡市、花巻市に分布する。青根や鳴子で修業した工人が、南部に来て変化したものと見られる。もともと岩手県には、無彩で頭の動くおしゃぶり状の玩具があった。これが「キナキナこけし」というおしゃぶりこけし。これから変化、発展した系統で、簡単な描彩に、頭がぐらぐら動くのが特徴。...
View Article弥治郎系こけし達
ずいぶん昔になる。松山にも、東北物産展という催しが、年に一度、デパートであった。そこには、弥治郎系こけし工人が、来られていてこけしを作っていた。たくさんのこけしを見たのは始めてであった。毎年、楽しみにしていた。が、数年続いたが、、、、。...
View Article山形系こけし達
山形系こけしは、宮城県作並温泉で修業した小林家が山形で始めた系統で、姿・形は、胴が細く頭が小さい。直胴。現在のものは胴がやや太くなっている。胴の模様は、四弁の梅、桜。頭部には、作並系に似た輪切りに放射線を加えた模様を加えた模様を描き、頭と胴の付け方は、古くははめ込み。今は差し込みになっている。古い山形系の胴が細いのは、子どもがにぎって遊んだ面影を残していると言われている。...
View Articleきょう白露(はくろ)
9月に入って、暑かった今夏もやっと朝夕に秋を身近に感じられる頃になった。今日は、二十四節気の一つで大気が冷え草花に白い露が宿るころとされる白露。白露は処暑の15日後、秋分の15日前の9月7日頃に当る。...
View Article我が家の木地山系・三春こけし
我が家の木地山系「三春文雄・石蔵型10号」こけしです。三年前の5月、全日本こけしコンクールで求めたこけしです。いつもどこかで賞を受けられているし、今年も、東北放送賞を受けられていましたね。木地山系のこけしのイメージとは違って深みのある描彩ですね。...
View Article遠刈田系こけし達
遠刈田系こけしは、宮城県遠刈田温泉(蔵王東麓)を中心に生まれた系統。姿・形は、頭は大きく、胴は細めの直胴。小寸物は肩がこけた形。胴の模様は、一般に手描きの花模様で、菊花や梅などを重ねたものが多い。木目も目を見張るものがある。希にロクロ線のものもあり多彩。頭部に赤い放射線状の飾り(てがら)を描き、おかっぱ頭もある。頭と胴の付け方は、古くは上はめ込み。今は上差し込み。...
View Article遠刈田系 佐藤富雄工人
遠刈田系、佐藤富雄こけしの顔が可愛いい。すごく好きです。お友達にもかなり上げたと思う。写真は我が家の富雄こけし達です。 佐藤富雄工人(昭和3年生まれ)は、名工・佐藤文助工人の長男。父以上に華麗なこけしをつくり、模様の重ね菊、桜崩し、枝梅、ロクロ模様、あるいはそれらの組合せによるバラエティに富んだ配色も素晴らしい。木地描彩とも綺麗で大好きです。...
View Article作並系こけし達
伝統こけし11系統の最後「作並系こけし達」。作並系は、宮城県作並温泉や仙台に分布する系統で、山形系になっている資料もある。 作並系こけしは、姿・形は、胴は下部が細い円錐形。安定を良くするため、台が付いているものもある。胴の模様は、カにに似た菊模様。赤黒二色の牡丹風の花模様。頭と胴の付け方は、古くははめ込み。今は差し込み。作並系の特徴は、胴が細く、子どもがにぎって遊んだ面影を残す。...
View Article作並系こけし 平賀輝幸工人
東北各地に生まれた伝統こけしは、産地ごとに独特の文様や表情があり、その形態によって11系統に分けられる。その内の儀賄作並系を手掛ける平賀輝幸工人(昭和47年生まれ)は、地元唯一の工人として奮闘している。平賀輝幸工人は、祖父・平賀謙次郎工人、父・謙一工人のもとで、16才から修業をはじめる。この道20年以上になるのです。...
View Article台風一過の秋の空
台風18号が列島大荒れで思いもよらぬ被害をもたらして去っていった。被害を受けた方たちにお見舞い申し上げます。京都市を流れる桂川が氾濫、嵐山の渡月橋も見えなくなる高さまで濁流が、、、これからどうするのだろうか心配ですね。京都のお友達のIちゃんは大丈夫だったと聞いている。...
View Articleりんどう(竜胆)の花
きょうは彼岸の入り。急速に秋が来たような今日このごろ、お花屋さんで初めてりんどうの花を見かけた。花の色も赤っぽいものや白いものもあるがやっぱり濃い紫の花がいいですね。...
View Articleこけしが増える
伝統こけしは、江戸時代、東北各地で木のお椀やお盆を挽く木地屋が、湯治場の子どもの玩具として作ったものと思われ、師弟相伝の形で作られている。私の一本のこけしは、父のお土産。「仙台・昭二」と書かれている。最近になって解ったのですが「鈴木昭二作・胞吉型・梅こけし」だそうです。もう50年以上前のこけしですね。大切なこけしです。...
View Article