↧
こけしの歴史 ①
こけしは東北地方に固有である。広く各地に生じ東北地方に残存したものではない。北関東、信越などはもちろん、南会津のように木地業の古く盛んであった地方でもこけしの痕跡すら見られない。あれば近代に東北地方の本場より移ったものである。こけしの歴史は東北の木地業史と密着している。...
View Articleメールとてがみ(絵てがみ)
私は、いまでいうガラケー!。スマホにしたら?とよく言われるが、なかなか思いつけない。見ればスマホは、小さなパソコンのようでもあるが、簡単な操作でもややこしい、むつかしい!。やっぱりダメ!。でも、バス停、広場などで、ほとんどの人がスマホの操作をしているのを見ると羨ましくもあるが、、、。...
View Articleこけしの分布 ①
こけしは木形子・小芥子・於けし・木削子・小笥子などさまざまの当て字が語源的解釈と共に使われているが定説がない。その方言は東北地方に実に多く、自らこけしの東北発生を示しているようである。方言は大体四つの分布圏に分かれる。 (1)でこ方言区(圏) きでこ(福島・飯坂)、おでこさま(会津)、でころこ(原の町)、でく(山形県小野川)、でくのぼう(山形市・肘折)。 (2)ぼこ(ほうこ)方言区(圏)...
View Articleこけしの分布 ②
こけしには中心的産地(本場)があって、その地の木地師集団の系統より今日十系統に分かれているが、それら対等の重みがあるわけでなく、亜流(亜系)といった式のものもある。その多くは中心的発生地(本場)の名をとっている。社会思想社発行『こけし美と系譜』より。 A 巻絵グループ ㈠ 土湯系(土湯・福島・飯坂・川俣・嶽・中の沢・日野)[原の町・浪 江] ㈡...
View Article