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Channel: こけしおばちゃん
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「國分榮一の勘内型」

 『こけし手帖』平成23年1月号 600号「例会ギャラリー」より。  國分(こくぶん)榮一さんは昭和7年生まれの現在78歳、電話での話しもお元気な声でした。  榮一さんは昭和53年にコンクールで大賞をとられ、平成7年まで活躍されたがその後こけし製作から遠ざかった。一時、目を悪くし、現在は回復したがこけしは作らず色紙程度を書いている。...

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「井上ゆき子さんのこと」

 佐藤春二こけしの継承者としては、第一に井上ゆき子・はるみ親子のことがあげられる。白布の新山慶美、弥治郎の佐藤辰雄など、春二の教えをうけたことのある工人達が、春二の没後春二型のこけしを作ったりしているが、いずれも自家の本来の型が主であり、春二型を主として作っているのは会津の井上ゆき子達には及ばないであろう。...

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「佐藤一家ゆかりの工人のこけし」

 『こけし手帖』平成23年3月号 602号「例会ギャラリー」より。  今年の新年例会の招待工人は佐藤英之・裕介の両工人。それにちなんで今回のギャラリーでは佐藤一家にゆかりの工人の古品を取り上げた、  先ず、佐藤誠。久松保夫氏の旧蔵で「こけしの世界」では大正後期弥治郎時代の作としている。大きな頭に華麗なロクロ線が見所。両工人の祖父の古作である。...

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「特注こけしの楽しみ方」

 『こけし手帖』平成23年4月 603号「例会ギャラリー」より。  こけし蒐集の楽しみは人それぞれであるが、中でも究極の楽しみ方は、自分だけの特注こけしを作って貰うために幾つかの関門がある。  一つは工人さんと懇意になること、一つは作って貰うこけしに関する知識があること、またそれなりの費用がかかることも覚悟しなければならない。だから、こけし蒐集を始めて直ぐに出来るものではないと言うことなのである。...

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〔古作こけし名品展〕

 『こけし手帖』平成23年5月号「例会ギャラリー」より。   カメイ記念展示館では2011年4月12日(火)~6月26日(日)まで「古作こけし名品展」を開催いたします。カメイ記念展示館の創設者の一人である亀井昭伍氏のコレクションを核とした選りすぐりの「古作こけし」を展示します。...

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「元気を与えてくれるこけし」

 『こけし手帖』平成23年6月号 605号「例会ギャラリー」より。  今回は、日本全体元気がないので、眺めることで元気が出て、思わず微笑みが出て癒されて、時期的に桜見物をしてもらおうと取り上げました。  右のこけしは、肘折の奥山喜代治と思われる。山形の愛好家の旧蔵品で戦後すぐ、この状態で肘折の川沿いの家で譲ってもらったとのこと。...

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「こけしの蝶模様」

 『こけし手帖』平成23年7月号 606号「例会ギャラリー」より。   こけしの胴模様には花やロクロ線が多いが中には蝶やトンボ等の模様が追加される事があります。良く知られた蝶模様は鳴子系の大沼岩蔵・弥治郎系の佐藤春二・木地山系の小椋米吉工人とそれを継承するこけしに見られます。岩蔵工人はこけし製作を復活した昭和13年頃より菊と蝶を胴模様に描彩しています。...

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「石蔵こけしの隠された秘密」

 『こけし手帖』平成23年11月 610号「例会ギャラリー」より。  数年前、黒くなった古品を纏めて入手した中に小椋石蔵のこけしがあった。  今年の2月、三春文雄さんが東武デパートに来られた折、その石蔵こけしの写しをお願いした。その後、東日本大震災が起こり、写しが出来上がったのは8月になってからであった。三春さんの写しは「原」の一筆一筆を大事にし、見事なまでに石蔵を再現してくれた。...

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こけし工人・佐藤賀宏さんのこと

 鳴子系こけし工人・佐藤賀宏さんは、昭和27年より岡崎才吉工人の下で椀・茶盆・茶櫃・菓子器・こけし等の木地修行をする。十年以上の修行後、昭和39年に現在の場所で独立すると同時にこけしの製作を始める。独立後も優れた木地技術を活かしてこけし製作と併せて木地玩具や椀・盆等の製作を行っている。...

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「木地山系・鈴木国蔵から中川郁夫工人まで」  

 『こけし手帖』平成23年9月 608号「例会ギャラリー」より。  2月13日第35回秋田県こけし展で中川郁夫工人に初めてお会いしたのがきっかけで国蔵系列を調べてみた。  ※鈴木国蔵 明治30年㋇湯沢に生まる。17歳の時能代工業講習所において木地を習得し、24歳ごろ独立。一時及位の佐藤文六のところで働く。昭和32年3月62歳で亡くなる。...

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「湊屋嫡流のこけし」 その1

 『こけし手帖』平成23年8月 607号「例会ギャラリー」より。  今回は湊屋本流の佐久間由吉、芳衛、芳雄、俊雄の作品を通し一家の伝統を取り上げることにした。会長の提唱するこけしの検討を深める趣旨までは行かぬが、通常の拡張版と言った感で進行させて頂く。...

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「湊屋嫡流のこけし」 つづき

 昭和45年頃こけしブームが再来、勧めにより木型作りの合間に少量製作する。細工物が得意で、極めてまてで、手を抜かなかった様だ。由吉を凌ぐ精緻な描彩で細かなロクロと波型を組合わせた華麗なものであった。又、精巧な孫持ち等を残した。平成8年没。75歳であった。昨日の写真,3番目。戦後作及び写真の右2本は49年作傘8寸。土湯型と髷。...

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「野地忠男工人のこけし」

 『こけし手帖』平成23年12月 611号「例会ギャラリー」より。  友の会の頒布でも人気のある野地工人ですが、その作風は時代とともに大きく変化してきています。その変化が野地作品蒐集の魅力の一つとなっています。今回は昭和の作品を中心に変遷を見ていきます。...

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「佐藤好秋工人の中古こけしを楽しむ」

 『こけし手帖』平成24年1月 612号「例会ギャラリー」より。  私は、出来る限り昭和20~40年代に焦点を当てて手帖記事やギャラリーの題材としているので、今回は、佐藤好秋工人を取り上げたい。明治39年10月生まれ、平成3年3月84歳で亡くなられた。...

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「幻の三代目浅之助」

 『こけし手帖』平成24年2月 613号「例会ギャラリー」より。  土湯系の渡邊和夫工人(平成17年12月亡)は生前二代目浅之助を名乗っていた。和夫工人の祖母は浅之助工人の三女にあたる処から本人が二代目を名乗ったのではないのでしょうか。...

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「直助と英太郎のこげす型」

 『こけし手帖』平成24年5月 616号「例会ギャラリー」より。   毎度の事ではあるがテーマ選定に悩む。仕事に忙殺される毎日、進まぬ震災復興等溜まった鬱憤のせいかこけしに癒されたいと云う思いが募る。運よく保存の良い直助を手に入れることが出来た為、貯め込んだ英太郎の中から復活初期の物を並べ対比する事とした。...

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「りんご型入れ物と小寸こけし」

 『こけし手帖』平成24年8月 619号「例会ギャラリー」より。  小寸こけしを作製して頂くには若い工人へお願いするのが良いのではないかと思い修業中(平成20年)の阿保正文工人にお願いした。...

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「佐々木与始郎のこけし」

 『こけし手帖』平成24年7月 618号「例会ギャラリー」より。  今回は先月のひやねの一金会に持ち寄った南部系の佐々木与始郎のこけしを紹介したい。  予始郎は明治19年生まれ、南部系の代表的工人であり、志戸平、横川目で木地挽きを行った。描彩は妻センである。初期の作は「こけし這子の話」、「日本郷土玩具東の部」に掲載されているが、、、、...

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「善吉とその写し」

 『こけし手帖』平成24年6月 617号「例会ギャラリー」より。  2年程前、インターネットのオークションに橘(木計子洞)頒布のこけしが纏めて出品されたことがあり、その中に大中小三本の善吉こけしがあった。...

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「北山賢一工人二度目の知事賞獲得」

 『こけし手帖』平成24年4月号より。  「北山賢一工人二度目の知事賞獲得」こけし友の会・沼倉孝彦氏より。  第36回秋田県こけし展が2月11日~12日の二日間行われた。数年前から犬っこ祭り会場により近い湯沢生涯学習センターで行われるようになり、来場者数も目に見えて増加した。その傾向は今年も維持され、多数のこけしファンや観光客が会場を訪れた。...

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